RECRUITING INFORMATION

幹部社員紹介

チャレンジ精神と目的意識を持って仕事に取り組んでほしい

取締役 執行役員

01
10年目までのキャリア既存事業の拡大と新しい事業分野の開拓に携わる
最初の配属先は横浜営業所でした。担当地域の病院やミニラボと言われる写真店を訪問し銀が含まれている液を回収する業務を主におこなっていました。当時は会社として、新事業であるデンタル事業の立上げと銀の回収に力を入れていた時期でしたね。銀が含まれる液の回収では、ほとんどのお客様が20リットルのポリ容器に液をためているので、その容器を病院や店の奥からトラックまで運ぶ作業は体力も必要でした。
その後、デンタル事業の営業に従事した後に、新規事業として立ち上げた環境保全の分野で営業活動をおこないました。当時この分野については未開拓でしたが、そのなかで産業廃棄物回収の新規開拓営業をおこなっていました。この時期に産業廃棄物の収集運搬・処理に関する業務知識を習得できたことは、とても良い経験になりました。
そこから北関東に異動となり、電子部品や半導体部品の製造工場からの貴金属リサイクルの業務に従事しました。当時は電子・半導体関連事業の営業は全国でも10名ほどしかいないような組織でしたが金、銀のリサイクルに加え、ロジウムやインジウム等の新しい事業分野となるレアメタルリサイクルへの展開にも営業担当として携わりました。新たな事業を一から作り上げるのは難しい部分もありましたが、お客様のニーズ対応や交渉など試行錯誤を繰り返しながらチャレンジ精神を持って仕事に取り組んでいました。
いつまでも同じ事業を展開していても企業は成長できません。時代の流れに合わせて、新たな商材に事業を広げていく必要があります。いろいろなところにアンテナを張って情報収集することを心がけていました。営業として最前線でお客様と接していたので、その業界が次にどういうアクションを起こし、変化していくのかという情報などを聞き出すようにしていました 様々な経験をした10年間でした。
02
20年目までのキャリア事業部での勤務は営業経験がとても役立った
拠点で営業経験を積んだ後は本社スタッフとして業務をおこないました。 拠点での営業は、与えられた数字目標の達成を目指して業務をおこなえば良かったのですが、事業部スタッフは数字目標だけではなく、工場の生産体制や管理事務など、事業全体を見なくてはいけません。
貴金属を回収するだけではなく、回収したものを自社の工場において処理・精製をし販売するまでの一連の業務を把握する必要があります。いかに短い期間で高品質の製品を低価格で製造するということを考えながら業務にあたることが求められました。
事業部としての業務を担っていくなかで、現場での営業経験は非常に役立ちました。工場との情報共有ではリサイクル対象となる商材を深く理解している必要があります。さらにさまざまな拠点で営業した経験があったため、全国のお客様を把握していました。お客様ニーズを把握しリサイクル商材を理解していたことで、事業部全体の戦略をうまく立てることができました。
業務のなかで最も苦労したのは生産性の向上です。私は入口となるリサイクル対象物の回収から出口の精製、販売までを見ることによって全体最適をはかるように意識しました。 営業と工場のどちらもしっかり見ていくことで全体の流れを改善し、生産性を高めることで収益アップに繋げることを今後も継続してやっていきたいと思います。
03
それ以降のキャリア海外で成功した秘訣は「お客様と現地スタッフとの関係構築」だった
事業部スタッフとして海外業務に携わることになりました。 会社から与えられたミッションは、上海での会社立ち上げを成功させることです。海外での仕事は日本と比べて業務の仕組みができておらず、営業するにあたっても厳しい法規制の課題をのりこえなければなりませんでした。
日本ではライセンスが不要な業務でも海外では必要となり、日本の仕組みを適用するとコンプライアンス違反に該当するケースが多くありました。日本での知見を海外に当てはめるときに、コンプライアンスに抵触しないようなスキームを作っていくことは難しかったですね。
また、海外にいる日本の責任者は多忙な人が多く、お客様の課題解決の相談まで踏み込んでサポートをするようにしていました。細やかな気遣いをすることで相手との信頼関係を強く築き、成約までの時間を短縮させることで海外事業を成功へと導いていきました。
市場成長が見込める東南アジアをはじめとする海外事業は今後も積極的に展開していく予定です。海外進出をするにあたっては、それぞれの現地スタッフとの信頼関係の構築が非常に重要になってきます。
貴金属リサイクルは非常に価値の高いものをお客様から預り、取扱うため現地スタッフとの関係性が築いていけないと事業を成立させることができません。信頼関係の構築を第一に考えて、今後も事業を展開していきます。
04
当社の若手社員に求めること目的意識を持って積極的にチャレンジしてほしい
アサヒプリテックの行動指針であるアサヒウェイのなかには”革新と挑戦”という言葉があります。当社の企業風土として、社員一人一人が自分に任された役割に対して常にチャレンジ精神を持って取り組んでいます。
事業環境の変化が日々起こっている現代において、現状に満足せずに常に問題意識を持って挑戦できる人材を求めています。海外事業展開や国内の新商材開拓などにも積極的にチャレンジしてほしいと考えています。新しく仲間になる人には、何事にもチャレンジ精神を持って、前向きに業務へ携われる人材に育ってほしいと考えています。
これから入社される皆さんには、ぜひ目的意識を持って入社してきてほしいと考えています。学生のうちから明確な目的を持つというのは難しいと思いますが、漠然とでも「これがやりたい」「こういう方向に進みたい」という目的を持った皆さんに魅力を感じます。
これまで入社した社員のなかでも目的意識を持って入社してきた人は、目覚ましい活躍をしてくれています。ぜひ一度、自分がどんなことをしたいのかじっくり考えてみてほしいですね。 皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。