RECRUITING INFORMATION

幹部社員紹介

会社のなかで成し遂げたい夢を持って働いてほしい

テクノセンター長

01
10年目までのキャリア現場での勤務経験がキャリアの大きな礎になった
新卒入社で当社の前身である朝日化学研究所に入社しました。振り返ってみると、10年目まではアサヒという会社を知るための期間だったと感じています。 最初の配属先は神戸工場で、回収されてきた廃電子部品から貴金属を抽出しリサイクルをおこなっている部署でした。生産ラインではありますが、多種多様な廃電子部品の一つひとつにおいて適切な処理方法を選択する必要があり、技術的な判断が求められる仕事です。研究開発業務に近いような生産ラインで、基礎的な技術力がそこで身についたと思っています。
5年目頃に、工場の新設プロジェクトに携わることになりました。一つの生産ラインを任され、自分で新しいプロセスを検討し導入するまでの業務を経験しました。工場ラインを立ち上げた後、実際にものづくりも担当して、生産管理や品質管理の業務も学びました。
その後、自身で業務を担当しながらグループリーダーも務めるようになりマネジメントの勉強をする機会が増えました。徐々にグループメンバーの人数も増え、チーム目標の達成や人との接し方で悩むこともありましたが、チームビルディングの経験を積むことができたと感じています。
当社には、チャレンジ意欲の強い人には新たな仕事に取組む機会が積極的に与えられる風土があり、これはアサヒの骨格をなす部分だと感じています。私自身も経験が浅いなかで大きなプロジェクトを経験させていただいたことについて、とても感謝しています。
02
20年目までのキャリア複数の業務経験が海外事業の展開につながった
工場でのマネジメント業務を終えて、事業部の技術スタッフとして東京本社へと異動になりました。事業部の業務は各地にある工場を横断的に管理・指導することです。
お客様へ訪問してニーズを拾い上げたり、協力企業や関係企業に仕事を請け負ってもらったりすることを通して、業務を学んでいきました。他社の技術を知って自社の技術を見返す貴重な機会にもなり、ビジネスの基本を学んだ時期だったと思います。
その後、事業部での業務経験を経て、海外事業に関わることになりました。新たな海外現地法人を立ち上げるのが私に課されたミッション。会社や工場の設立から人材採用、会社の仕組みづくりや顧客の開拓など新たな事業を生み出すプロセスをひと通り経験させてもらいました。
その中でも一番苦労したのは文化の違いです。海外に赴任する前から文化的な違いで苦労すると聞いていましたが、まさにその通りでした。決めたと思っていたことが進んでいなかったり、約束したことが正しく伝わっていない状況を経験し、そのような環境を理解しながら会社組織を立ち上げていくのは本当に大変でした。振り返ると、工場や本社事業部での業務経験がなかったら、海外でのミッションは達成できていなかったかもしれません。
今後も当社はグローバルに事業を拡大していきます。現在はアジア地域や北米地域に展開していますが、さらに他の地域にも進出していければいいと考えていますね。
03
それ以降のキャリア外部との積極的な交流を通じてアサヒの技術力を再確認した
海外事業に関する業務を終えて、技術部門の中枢であるテクノセンターでセンター長を務めることになりました。技術部門では自社工場部門に関わる新しい技術の研究開発をおこなっていますが、発想や視点が内部に向きがちであるという課題を感じていました。テクノセンター長になって、その部分を大きく変えたいと考えたのです。
社員たちにできるだけ外部との接触機会を持ってもらうために、学術機関や大学との共同研究をスタートさせました。社内の技術者だけで話をするより、社外の技術者と話すことで自身の知見を広げることもできますし、社会における当社の技術力の位置付けもわかってくると考えたのです。
当社の貴金属に関わる技術レベルは高く、貴金属の分離・精製や貴金属の分析において世界的にも高い技術を持っています。また、廃棄物を適正に処理する環境保全関連技術や廃棄物から貴金属を抽出・リサイクルする技術も非常に高い水準にあると考えています。
同じことだけをやっていては視野が広がらず、新しい技術を生み出すことは難しいと考えています。違う技術と組み合わせることで、さらに新しい技術を生み出せることも多いので、今後も新しい分野への挑戦を続けていきたいです
04
当社の若手社員に求めること目標を持って入社してきて欲しい
会社に入ったらどんなことをやりたいか夢や目標を持ってほしいと思います。もちろん希望どおりにいかないこともあります。夢を持って入社することで、仕事に取り組むモチベーションも大きく変わってきます。人生設計において何をやりたいのかということは常に考えて欲しいですし、それを目標に仕事に取り組んで欲しいと思います。
若い社員たちには目の前にある課題を漠然と解決するのではなく、それがどのように世の中に役に立っていくのか、どのように当社の成長につながっていくのかを常に考えながら、業務に取り組んでいってほしいと考えています。
当社には”人をよく見る”という風土があります。会社としても自分の想いを強く持っている人には、多くの仕事を任せていきたいと考えています。自己申告制度で自分の思いを伝える機会を設けていますので、積極的に活用してほしいです。目的を持つことは良い仕事をすることにもつながるので、自分なりの夢を持って入社してきてください。
皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております!