AREホールディングスの“歩み”と“これから”

1952~1979年
1952年、創業。

1952 創業

朝日化学研究所として創業。
写真定着液からの銀のリサイクル事業を開始。

高度経済成長にともない、商業印刷、医療など
写真感光材料に関する業界も大きく発展し、銀の需要が拡大。

独自開発による電気分解式の銀のリサイクル装置を導入し、
効率的で高純度な銀のリサイクルを実現。

1975 電解式回収装置「プラタ(PLATA)」開発

小型の電解式銀回収装置プラタ(PLATA)を独自開発。

プラタ(PLATA)とはスペイン語で“銀”を意味している。
レンタル方式をとったことにより、設置件数が拡大。
銀の回収量が増加し、当社の新たなビジネスモデルとなった。
のちに金回収装置「ジパング(ZIPANG)」も開発し事業を拡大。

1980~1993年
時代の変化とともに
事業分野を広げる。

1982~ 貴金属事業の多角化

デジタルカメラの登場により、
感材事業の将来性に強い危機感を抱いた経営陣は、
新規事業の必要性からデンタル事業を開始。

金だけを目利きで算定しその場で現金で
買い取る取引が主流であった当時、金だけでなく
歯科用合金に含まれている銀、パラジウム、プラチナにも着目。
最新装置を用いた正確な分析と貴金属相場を基準とする
透明性の高い取引方法を導入し、歯科業界で高く評価された。
以降、宝飾、メッキ、電子材料分野へと事業の多角化を進めた。

1990 環境保全事業へ本格参入

写真廃液の回収からスタートした当社の環境保全事業は、
それまで写真感材分野にとどまっていた。
1990年、さらなる事業の拡大を目指して他の分野を対象とする
環境保全事業を開始した。

環境問題への意識の高まりと環境関連法規の規制が強化される中、
現場での適正な処理がなされていない現状を受けて、
大学や研究所における薬品の適正処理の必要性を訴えて
新規開拓を進めていった。

1994~2009年
積極的な海外展開、M&Aを開始。

1994~ アジアでの海外進出開始

国内の取引先の海外事業展開に伴う
現地での貴金属スクラップ回収のニーズに応えるため、
1994年にマレーシアに現地法人を設立。
その後中国、韓国、台湾に進出した。

1997年、社名が「アサヒプリテック株式会社」となり、
ロゴに赤、青、緑のカラーが使われるようになりました。

コーポレートスローガンを反映し、赤は貴金属事業における炎のイメージ、
青はきれいな水、緑は環境保全事業における森林を表しています。

2001~ 環境保全事業での積極的なM&A開始

廃棄物処理に関する顧客ニーズの多様化に対応するため、
M&Aを通じて取扱い品目の拡充とサービス提供エリアの
拡大を進めた。

2009年、持株会社制となってからのロゴは、
色合いはそのままにスパイラルのイメージが加わりました。

このモチーフに循環社会への貢献、企業としての成長性、躍動性などを
表現しています。

2010年~これから
北米進出。
ともに向かうこれから。

2015 “世界のアサヒ” へ

北米の金・銀精錬会社のM&Aにより
AsahiRefiningがグループに加わる。
日本・アジアを超えて、グループのグローバル展開を加速。

Asahi Refining

2018 ― 更なる「革新と挑戦」へ

これまで継続してきた当社の価値観は「革新と挑戦」です。
このアサヒスピリッツを共有する社員の「信頼と絆」を一層固め、
3ケ年の間に遭遇する様々な事業環境の変化を乗り越えて、
業績目標を達成する所存です。
引き続き皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

中長期的な経営戦略

“キーワード”でわかるAREホールディングス